虫歯とはミュータンス菌と言われる細菌が産生する酸に歯が溶かされ、穴が開いた状態のことを言います。
歯の表面のエナメル質の部分が白くなる程度の虫歯は、フッ素塗布や歯磨きなどで再石灰化し回復する可能性があります。
しかし、象牙質まで進み見た目が黒くなった虫歯は、自然治癒することは不可能です。ある程度進行した虫歯は、削り取る必要があります。
虫歯の小さなものはレジン(プラスチック)をつめ1回で治療できますが、大きくなると型を取り、次回型に合わせて作ったものをセメントで接着します。歯が痛む場合は虫歯が神経まで進行している可能性が高いため、早急に治療することを推奨します。
痛みがなくても半年に1度は、歯科医院で定期検診を受けると、初期の虫歯が発見でき容易に治療することができます。